4月の引越し見積もり料金の相場は?繁忙期の引越しを安くするコツ

4月の引越し見積もり料金の相場は?繁忙期の引越しを安くするコツ

4月は新生活が始まるシーズンであり、引越し業界では1年のうち最も繁忙期とされる3月に次いで多くの引越しが集中する月です。その結果、料金が高くなる傾向にあるのも事実。しかし、工夫や早めの準備次第で、費用を抑えてスムーズに引越しすることも可能です。

本記事では「4月の引越し」の見積もり料金の相場や、安く抑えるための具体的なコツを徹底解説していきます。さらに、4月ならではの注意点やお得になるタイミングなども盛り込みました。ぜひ最後までご覧いただき、快適な新生活の第一歩を踏み出してください。

INDEX

4月の引越しの見積もり料金の相場は?

4月の引越しの見積もり料金の相場は?

4月の引越しの見積もりの相場を、単身の場合と家族の場合で分けて紹介します。
※あくまでも相場なので、具体的な価格は各会社にお問い合わせください。

単身の料金

~15km未満
(同都道府県程度)
~50km未満
(同都道府県程度)
~200km未満
(同一地方程度)
4月上旬90,000円160,000円250,000円
4月中旬60,000円62,000円70,000円
4月下旬57,000円59,000円69,000円

トラックの大きさや移動距離によって価格は変わってきますが、単身の場合おおよそ5万円から9万円程度だと言えるでしょう。一番相場が高くなる3月下旬から4月の上旬はまだ料金が高い傾向にはありますが、下旬にかけて料金が低くなっています。

家族の料金

~15km未満
(同都道府県程度)
~50km未満
(同都道府県程度)
~200km未満
(同一地方程度)
4月上旬170,000円310,000円470,000円
4月中旬150,000円200,000円230,000円
4月下旬120,000円130,000円160,000円

単身と同様に、トラックの大きさや移動距離によって価格が変わってきますが、家族での引越しの場合は12万円〜38万円が相場となります。

こちらも同じように、料金が高い上旬から下旬にかけて料金が低くなっています。

ただし、相見積もりをすることで割安で引越しできる可能性があるので、数件の業者に見積もりをしてどの業者が合っているか検討することが重要となります。

4月の引越しで業者に確認しておくべき6つのポイント

 4月の引越しで業者に確認しておくべき6つのポイント

4月は業者も繁忙期であるため、事前にしっかりと確認しておくべきことがいくつかあります。見落としがあると思わぬ追加費用やトラブルに繋がる可能性も。以下のポイントを押さえて、安心して引越しできるようにしましょう。

1. 3月4月は闇業社・無免許業者が増殖する時期

何社も電話して丁寧で、親切だったし料金がすごく安かったと引越し業者を決定したのに、引越し当日来なかった。荷物の内容が違うと言われ倍額以上の料金を取られた。などのトラブルが多く発生する時期です。

トラブル回避のために、ホームページに記載されている住所をGoogleマップで検索すると一軒家だった、別の会社だったなど事前に準備できることもあります。

しかし、それだけではわからないことも多いです。そのため、この時期の引越しは、大手引越会社・歴史のある引越会社など、知名度のある引越し業者にお任せするのが一番無難です。

繁忙期のため決して安くはないですが、引越し当日のトラブルを避けるためにはしっかりと料金をお支払いする方が結果的には安く済みます。

2. 訪問見積もりの予約

4月は学生の新生活や転勤などの事情で、引越し業者が最も忙しくなる繁忙期です。このため、訪問見積もりを希望しても、都合の良い日や時間帯がすぐに埋まってしまう可能性があります。

複数社に早めの一括見積もりを依頼すれば、料金やサービス内容を比較検討しやすくなるうえ、希望の日時も確保しやすくなるでしょう。さらに、見積もり依頼のタイミングが早いほど、スタッフやトラックの空き状況に余裕が生まれ、引越し日程や費用面でも柔軟な交渉ができるメリットがあります。

とくに4月上旬は予約が殺到しやすいため、早めの行動が大切です。時間に余裕を持って複数の日程を検討し、希望条件に合う業者を上手に見つけましょう。

3. 作業時間やプランの詳細をしっかり確認する

4月の引越しは繁忙期のため、作業時間が通常よりも長くなる可能性があります。 スムーズな引越しを実現するために、作業時間の目安を事前に確認しましょう。

のちに「認識していた請求額より高額な請求になってしまった!」などのトラブルが発生しないよう、作業時間が予定よりも長くなった場合、追加料金が発生するかどうか、発生する場合はどのような条件でどれくらいの金額になるのか、事前に細かく確認を行いましょう。

4. 追加オプションや料金の詳細

上記の作業時間の延長などで発生する追加料金の確認に加えて、エアコンの取り外し・取り付け、梱包資材の提供など、オプションサービスを含めた総額を見積書で確認しておくと安心です。

不用品や粗大ゴミの回収も合わせて依頼することができる業者も多いので、見積もり時に必要性に応じて希望のオプション費用も確認しましょう。

5. キャンセル・変更時のペナルティ

4月は引越し業者の予約が非常に混み合っているため、キャンセルや変更が他の時期よりも難しくなる可能性があります。キャンセル待ちのお客様がいる場合、引越しの日程変更を受け付けてもらえない可能性もあります。

そのため、4月に引越しを予定している場合は、より慎重に計画を立て、正式に契約を結ぶ際にはキャンセルや変更がないようにスケジューリングを行うことをおすすめいたします。

6. トラック・スタッフ数の確保

作業内容によっては、追加のスタッフが必要になる場合があります。その場合の料金についても、事前に確認しておきましょう。

経験豊富なスタッフであれば、効率的に作業を進めてくれるため、作業時間の短縮につながります。特殊な荷物の運搬には、専門のスキルを持ったスタッフが必要となる場合もあり費用が変わってくるケースもあります。

特に繁忙期にあたる4月はトラックやスタッフの確保が非常に難しくなるため、できるだけ早く予約することが重要です。遅くとも1ヶ月前には予約を済ませておきましょう。

これらのポイントを把握することで、引越し当日に慌てることなくスムーズに進めることができます。

4月の引越しで気を付けたい6つのポイント

4月の引越しで気を付けたい6つのポイント

4月の引越しは、料金面だけでなく新生活の準備やスケジュール管理など考慮すべきことが多数存在します。以下の5つのポイントを意識しておくと、余計なトラブルやストレスを避けられます。

1. 引越し日の選定は引越し会社優先で決める

3月下旬から4月上旬は1年で1番の繁忙期です。日割りで家賃を払ってでも引越し会社の安いタイミングに合わせて引越しした方が数万円以上安くなる季節です。

不動産契約をする前に引越し業者の空き状況を確認し、引越し業者のスケジュールを優先して契約を進めることができれば、費用を安く抑えられる可能性があります。

2. 引越し日の選定はなるべく平日・下旬を狙う

4月は全体的に引越し料金が高騰しやすい時期ですが、その中でも特に料金が高くなる日と、比較的安く済む日があります。

4月上旬や土日・祝日は競合が多く、料金も上がりがち。少しでも安く抑えたい場合は、平日や4月下旬を狙うと比較的安くなる傾向があります。

もし引越し日が自由に選べるのであれば、これらの日を優先的に検討してみましょう。数日ずらすだけで、数万円単位で料金が変わるケースも珍しくありません。

また、午前中の引越しよりも午後からの引越しの方が、料金が安くなる場合もあります。これは、午前中の引越しは人気が高く、予約が埋まりやすいためです。多少の時間の融通が利くのであれば、午後からの引越しも検討してみる価値があります。

ただし、遠方の場合、午後便は翌日以降の到着になってしまう可能性もあるため、見積もり時は業者の方ときちんと希望をすり合わせすることが重要です。

3. 新住所の電気・ガス・水道の手続きは早めに行う

引越し先のライフライン手続きが遅れると、新居での生活に支障が出ます。

これらの手続きは、引越しが決まり次第、できるだけ早く行うことが重要です。各供給会社への連絡は、遅くとも引越し日の2週間前までには済ませておきましょう。

4月は引越しが集中するため、問い合わせが殺到し、手続きに時間がかかる場合があるからです。余裕を持って手続きを進めることで、新居でライフラインが止まってしまうといったトラブルを回避できます。

手続きの際には、以下の情報を準備しておくとスムーズです。

  • 新居の住所: 正確な番地まで確認しておく
  • 引越し日: 正確な日付を決めておく
  • 契約名義: 契約者名と新居での契約名義
  • 連絡先: 携帯電話番号やメールアドレスなど、確実に連絡が取れる連絡先

また、インターネット回線の開通手続きも忘れずに行いましょう。インターネット回線は、開通までに時間がかかる場合があるため、早めに手続きを行うことが重要です。

特に、在宅勤務やオンライン学習などでインターネットが必須の場合は、新居での生活に間に合うように、余裕を持って手続きを済ませておきましょう。

電気、ガス、水道の手続きは、各社のウェブサイトや電話で行うことができます。また、引越し業者によっては、ライフラインの手続き代行サービスを提供している場合もあります。これらのサービスを利用することで、手続きの手間を省くことができます。

4. 混雑時期の引越しは時間に余裕を持つ

4月の繁忙期は、想定外の交通渋滞やスケジュールの遅延が起こりやすいです。引越し日の前後に余裕を持ったスケジュールを組むのがおすすめ。

特に、当日にライフラインの開通手続きを予定している場合などは注意が必要です。

まず、道路の混雑を想定しておきましょう。新生活がスタートし4月は車での移動が増えるため、普段よりも時間がかかる可能性があります。特に、土日祝日や月末月初は渋滞が予想されるため、移動時間を長めに見積もっておくことが重要です。

4月の引越しは、時間に追われがちです。余裕を持った計画と行動を心がけ、スムーズで快適な引越しを実現しましょう。

5. 卒業・入学シーズンに伴う荷物整理

学生や新社会人の引越しが多い4月は、卒業や入社に伴う書類や荷物が増えがち。不要な物は早めに処分して、荷物量を減らすことで引越し料金を抑えられます。

卒業や入学は、身の回りのものを整理する絶好の機会です。使わないもの、必要のないものは思い切って処分しましょう。「いつか使うかも」と思って取っておいたものも、意外と使わないものです。

効果的な荷物整理のポイントとしては、新居に持っていくものと、処分するもの、売却するもののリストを作成しましょう。何をどこに収納するかの計画も立てておくと、荷造りや荷解きがスムーズになります。

まだ使えるものは、フリマアプリやリサイクルショップなどで売却したり、友人や知人に譲ったりするのも良いでしょう。不用品がお金になるだけでなく、環境にも優しく、一石二鳥です。大型の家具は粗大ゴミとして自治体に回収してもらうと、価格も抑えられます。

不用品の売却や、回収はある程度の時間を要することが多いため、早めにリストを作成し計画を立てましょう。

6. ダンボールや荷造り資材の確保

引越し業者が無料提供してくれたり、プランに組み込まれているケースがあります。

引越し業者が提供してくれるダンボールであれば、ある程度の重量に耐えられますし、サイズも荷物の量に合わせて提供してくれるので安心です。

しかし、3月、4月の繁忙期にはダンボールが品薄になる可能性も。数に限りがある場合もあるため、追加で購入することも検討しておきましょう。

自分で準備を行う場合は、ホームセンターや通販でもダンボールを購入できます。様々なサイズや種類のダンボールが販売されているので、自分のニーズに合ったものを選ぶことができます。他、スーパーやドラッグストアなどで無償にて手に入るダンボールもありますが、状態のよいものとは限らないため注意が必要です。

4月の引越し料金を少しでも安くする5つのコツ!

4月の引越し料金を少しでも安くする5つのコツ!

4月の引越しは高い…というイメージがあるかもしれませんが、工夫次第では格安とまではいかなくても、比較的リーズナブルに抑えられる可能性があります。以下に「料金を抑えるための具体的な方法」を8つご紹介します。

1. 複数社から見積もりを取って比較する

4月の引越しは料金が高くなりやすいため、早めの準備と複数社の見積もり比較が費用を抑える最大のポイントとなります。

もし、引越しの予定が確定していれば引越し予定日の2〜3ヶ月前から準備を進めれば、費用を抑えられるだけでなく、繁忙期であっても希望日に予約できる可能性も高くなります。

複数の業者から相見積もりを取るのは、一括見積もりサイトを利用すれば効率的に比較検討することが可能になりますが、一方で、複数の業者から折り返しの営業電話などがかかってきてしまう可能性もあるため、十分に注意して進めることが重要です。

2. 引越し日を中旬〜下旬の平日に設定する

4月の引越しは、3月から続く繁忙期が落ち着いた頃(中旬〜下旬)にかけて費用が安くなる傾向があります。さらに、土日祝日に比べて、平日は予約が取りやすいだけでなく料金も比較的安く設定されることが多いです。

同じ4月であっても、少しタイミングをずらすことができれば、節約に繋がるので早めの計画をたてましょう。

3. 荷物を必要最低限にまとめる

「気をつけたいポイント」でも解説しておりますが、4月に限らず引越し業者の見積もりはトラックのサイズや荷物の量で変動します。そのため、不要な家具や家電は処分・売却して、少しでも荷物を減らしましょう。

繁忙期の引越しは、早めに見積もりをとるケースが少なくないため、引越しまでの期間中に荷物が増えたりしてしまう可能性も少なくありません。

荷物の量によっては、追加料金が発生したり、最悪、トラックに収まらないという理由で回収してもらえないというトラブルがおこってしまう可能性もあります。

引越しが終わるまでは、荷物はなるべくコンパクトにおさえられるように整理しておくことが重要です。

4. 時間帯指定を緩くする

午前指定や時間厳守のプランは割高になるので、フリー便や午後便など、ある程度業者に時間を任せることで料金が下がることもあります。

なぜなら、時間指定がないことで、引越し業者は作業に必要なスタッフやトラックの稼働を調整することができるため、引越し料金も抑えることが可能になるからです。

時期や各業者によって、時間が確定するタイミングには差があり、2〜3日前に開始時刻を伝えてもらえることもあれば、当日になることもあるようです。このプランを選ぶ場合は、見積もり時にその点もきちんと確認しておきましょう。

ただし、料金が安くなるというメリットもある一方で、当日立ち会いが必要なライフラインの予約には、注意が必要となります。

5. キャンペーンや割引サービスを活用

早めに予約をとることで割引になる早割りキャンペーンや、学生向けの学割パックなど各社さまざまなキャンペーンを行なっています。

繁忙期に向けた「春の割引キャンペーン」を実施している業者もありますので、公式サイトや一括見積もりサイトなどで情報をこまめにチェックし、お得なキャンペーンを見逃さないようにしましょう。

4月に引越しするメリット・デメリット

4月に引越しするメリット・デメリット

4月の引越しには費用面の懸念もありますが、逆にメリットも存在します。ここでは、4月ならではのメリットとデメリットについて解説します。

4月に引越しするメリット

3月の繁忙期と比較して料金が安くなる

多くの企業や学校が新年度を迎える前の3月は、引越し需要が集中する最盛期です。とくに3月下旬は、学生の卒業や社会人の異動・就職が重なるため、予約争奪戦が激化し、引越し料金も高騰しがちです。

しかし、4月になるとピークを過ぎる業者が増えることから、見積もり額がやや落ち着く傾向があります。繁忙期特別料金を設定している業者も3月ほどは強気な価格にならず、割引やキャンペーンが適用される可能性が高くなるでしょう。

引越し時期に余裕があれば、3月後半ではなく4月に予定をずらすことで、費用面においてお得に引越しができるケースが多いのもメリットです。

新学期や新年度に合わせやすい

子どもの転校や入学、新社会人としての新生活など、年度が切り替わるタイミングに合わせて引越しができるのは大きな利点です。特に子どものいる家庭では、学校行事や友人関係のスタートが同学年の子とそろうため、子どもが新しい環境に溶け込みやすくなります。

また、職場の異動や就職であれば、同期や同僚と一緒に新たな生活を始めやすく、同時期に入社や異動する人同士で情報交換しやすいなどのメリットがあります。

新しい環境に移ったり、新入社員同士でコミュニケーションが取りやすかったりと、心機一転しやすいタイミングといえます。

物件が豊富なタイミングがある

毎年3月末から4月上旬にかけては卒業や転勤シーズンで退去が相次ぐため、新しく空き物件が出やすい時期です。希望の条件に合う物件が増えることで選択肢が広がり、理想の部屋を見つけやすくなるメリットがあります。

ただし、同じく4月に引越しを検討する人も多いため、人気エリアや設備の整った物件は早い者勝ちになりやすい点には注意しましょう。気になる物件があれば、なるべく早めに問い合わせや内見の予約をするのがポイントです。

4月に引越しするデメリット

引越し料金が高くなりやすい

4月中旬から下旬にかけて料金が落ち着く傾向にはありますが、4月上旬はまだ高めの価格設定が残っている場合が多く、土日や大安などの人気日程は早々に予約で埋まってしまう傾向があります。

さらに、オプション作業や追加サービスの費用が上乗せされることで、想定以上の出費になるリスクも高まるため、複数の業者を比較して早めに見積もりを依頼することが大切です

需要が集中するため、オフシーズンに比べて割高です。また、予約が取りにくいという難点も。

引越し業者の予約が取りにくい

4月は新年度のスタートで需要が集中するため、3月末から4月上旬にかけて引越し依頼が殺到し、希望する業者や日時が早々に埋まってしまうことがあります。

予約が取れず、引越し日程の目途が立たないまま手続きが進められない状態を、いわゆる「引越し難民」と呼ぶこともあるほどです。さらに、期日が迫るほど価格交渉が難しくなり、オプションサービスや時間帯の選択肢も少なくなりがちです。

そのため、4月に引越しを検討している場合は、早い段階で複数の業者から見積もりを取り、候補日をいくつか確保しておくことがスムーズな引越しを実現するポイントといえるでしょう。

電気・ガス・水道の開通手続きが殺到する

4月は新年度のスタートで需要が高まるため、電気やガス、水道などライフラインの開通手続きも集中します。問い合わせ窓口や工事日程の予約が取りにくくなり、電話がつながりにくいケースも増えるでしょう。

開通までに時間がかかると、引越し後すぐにライフラインを利用できず、新居での生活に支障が生じる可能性があります。事前に各社の受付や工事スケジュールを確認し、早めに連絡して日時を確保することが大切です。

また、オンラインでの申し込みを活用すれば、混雑を避けられることもあるため、効率的に手続きを進められます。もし事前に手続きを済ませておけば、引越し当日にライフラインが使える状態にしてもらえる可能性もあり、早めの行動が肝心です。

4月の引越しでよくある質問

4月の引越しでよくある質問

4月は家賃や初期費用の値下げ交渉は可能?

4月は入学や就職などの新生活を迎える人が多いため、賃貸物件の需要が非常に高くなります。したがって、家賃や初期費用の値下げ交渉は難しい場合が多いでしょう。

しかし、繁忙期のピークを過ぎた4月中旬以降などは空室が目立つ物件も出てくるため、交渉の余地が生まれることがあります。一括払いの提案や他物件の見積もりを活用し、大家や管理会社側にメリットを感じてもらえるような材料を示すと、意外な形で条件を緩和してもらえる可能性もあります。

4月の上旬に引越しを予定するなら、いつから物件探しをするべき?

引越し予定日の2ヶ月ほど前から物件探しを始めるのが理想です。特に月の上旬に引越しを予定しているなら、繁忙期を外してより多くの候補を検討できます。

また、余裕を持って内見や契約手続きを進められるため、条件面の交渉や引越し準備にも時間を確保しやすいでしょう。実際に契約や手続きを急いでしまうと、納得のいかないまま入居しなければならないケースもあるため、時間的なゆとりが大切です。

単身でも業者に依頼すべき?自力で引越しするメリットは?

単身の場合は荷物が少ないこともあり、レンタカーや知人の力を借りて引越しする方もいます。ただし、4月はとくに移動や手続きが多い時期であり、慣れない引越し作業には時間も体力も奪われがち。プロに任せれば段取りやトラブル対応もスムーズに進むため、結果的にストレスを減らせるケースが多いでしょう。

4月で引越しに縁起のいい日はある?

縁起のいい日は、大安の日や天赦日、一粒万倍日が挙げられます。特に大安は「何事にも吉」とされ、引越しや新しい生活のスタートに最適です。

2025年の4月の大安は、6日、12日、18日、24日、29日が該当します。

天赦日は年に数回しかない特別な吉日で、すべての物事に良いとされますが、2025年の4月には該当する日はありません。

一粒万倍日とは、一粒の籾が万倍に実る稲穂になるという意味で、物事が大きく成長する日で何か物事をスタートするに良いとされているので引越しなどで新たな環境をスタートさせるにはぴったりの日です。

2025年の4月は、3日、4日、13日、16日、25日、28日がの一粒万倍日にあたります。

4月は新学期、新生活がスタートするタイミングでもあるので、縁起の良い日を意識して引越しのスケジュールをたててみるのもおすすめです。

まとめ

4月の引越しは需要が高く、家賃や初期費用の値下げ交渉が難しい一方、月中旬以降には空室が増えて交渉しやすくなる場合もあります。上旬の引越しを考えるなら2~3ヶ月前から物件探しと内見を始め、手続きに十分な時間を確保しましょう。

新生活をスムーズにスタートさせるためにも、早めの行動と情報収集が納得できる住まい探しのポイントです。引越し準備は余裕をもって進めましょう!

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